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旧桐ヶ丘北小学校跡地

           桐北小跡地で都営住宅建設工事が行なわれているが、ここで
           数多くの遺跡が発見されている。
           先日工事現場を訪ね見学させてもらったところ、なんと380万年前
           (氷河期)の地層が掘り起こされていた。また、9万年前の阿蘇山大噴火
           時の火山灰層も見られた。この辺りは人の往来も多くあり住居跡や鹿等の
           狩りのための細長い落とし穴も見つかった。そして長野県にしかない
           ガラスの破片のような黒い石のかけらが出たということは人の移動に
           よる物とされている。
           すでに手動のろくろを使い土器を作っていた。
           この地は色々な時代が重なり、平安時代の釜戸も出土されていて、
           焦げ跡や化石化した残骸などが見られます。

氷河期の地層(黒い)部分
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阿蘇火山灰層(黄土)
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平安時代の釜戸跡
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           しかし、流石にその道のプロ!何の破片?ってまさかこれが
           重要文化財?ってね・・・よく見つけます。

by afairyk | 2013-08-29 00:59

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